裸押合大祭 水行が始まりました
- 2016/02/28 19:00
- 投稿者:佐藤 侑紀
3月3日 日本三大奇祭の一つ「裸押合大祭」が開催されます。
本番に向けて、浦佐多聞青年団の皆さんは準備に大忙しです。
26日~大祭本番までの1週間、毘沙門堂にある不動明王のうがい鉢で水行が行われています。
これは大祭の成功を祈願し行われるもので、最高幹部・年男・一般団員の順番に
時間をずらして行われます。
水行が行われれる「うがい鉢」は一つの石をくり抜いたものですが、
全国的に見ても類をみないほどの大きさです。
水行は青年団の皆さん、上半身裸になり4人1組が50メートルほどの
通路を「サンヨサンヨ」の大きな掛け声と共に、うがい鉢に向かって歩いていきます。
水の中に入ると手を合わせ、毘沙門天の真言を大きな声で唱えます。
10秒ほど水につかった後、また「サンヨサンヨ」の掛け声とともに
戻っていきます。
水行が終わった後、最高幹部の皆さんによる「豊年踊り」が行われます。
これは稲を刈り、それを投げる動作を表した踊りでその年の豊作を祈るものです。
水行初日の最後には、浦佐多聞青年団 団長関さんから最高幹部に向けて
大祭の成功に向け熱い檄がとんでいました。
地域のみなさんもこの「水行」を是非一度ご覧下さい。
迫力満点です!