浦佐毘沙門堂「梵鐘の会」
- 2016/07/29 17:45
- 投稿者:山崎 麻里
7月28日(木)
いざ!浦佐へ。毘沙門堂駐車場に到着した午後1時は「酷暑!」ま~暑い暑い!!所がですよ…階段を上がって門をくぐると「涼しい」んです(゚д゚)!大ブナの木漏れ日、蝉時雨、子供の頃に戻った様な心地よさを感じました。
「梵鐘の会」は、長らく撞かれていなかった毘沙門堂の鐘を復活させようと平成20年に設立されました。有志43名がローテーションで鐘を撞いているそうです。
毎朝6時と土日は夕方6時にも鐘の音が響きます。
鐘を撞く人は純白の法被に身を包み山門に拝礼→お不動様にお参り→うがい鉢で身を清める→古山門で拝礼→鐘を12回撞く。
回数を間違えないように足元には「数え石」が12個置いてあるんです。
一つ撞いては石を動かしまた撞く。
音が一つ多かったり少なかったりすると地域の方から電話があるそうですよ(^O^)鐘の音はもう皆さんの生活の一部になっているんですね!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
実は「12」は意味の深い数字で、
1年は12ヶ月。午前・午後が12時間ずつ。十二支 など。
倍の24は二十四節気。
3倍の36は富嶽三十六景、三十六峰。また人間の体温は36度前後。
4倍の48は相撲の四十八手、江戸火消し四十八組、AKB48。
5倍の60は還暦。
6倍の72は七十二候。
9倍で108、煩悩の数。
そして何よりも万人必ず12ヶ月の中に「誕生日」と「命日」があるという事。
不思議だな~そして深いな~と感心しながら伺いました。
色々教えて下さった 越後浦佐毘沙門堂 真言宗豊山派普光寺 総代の羽賀さん!有難うございました。(´∀`*)
毘沙門堂を愛する人たちのボランティア活動は「梵鐘の会」の他にも沢山あるんです。夏休みには是非ご参拝下さい。素敵な出会いもいっぱいあるはずです。
☆ギガぐるとん まり